お陰様を持ちまして西暦2024年2月10日に行いました、
『尾関友徳ピアノリサイタル アルベニスのイベリアを弾く』を完遂することができました。
辰年の年男。
節目として色々と思うところもあり、実は音楽人生を賭して挑んだリサイタルでした。その際にアルベニスのイベリアという選曲になったことにも、なにか天の計らいのようなものを感じます。いつものように大袈裟ですけどね。
当日は今迄で一番多くの人にいらして頂き、お陰様で好意的な御感想を頂いており、まずは胸をなでおろしています。
自分が何かをしたと言う喜びや達成感は、実はあまり感じないのです。でも頂いた感想やアンケートを拝読すると、ヒタヒタと感情が寄せてきて、本当にありがたく思います。
お礼を捧げたい方は沢山いるのですが、まずは公演前に何回もリハにお付き合い頂いた@ajima88 安嶋健太郎先生には、改めて深く感謝を申し上げます。
そして僕に刺激をくれた若いピアニスト、苦しみを共有した友人、当日は来れなくとも、思いを致して下さった方々にも、感謝の念に堪えません。
なによりも。当日にいらして、あの時間を共有して下さったお一人お一人は、僕の宝物です。
当日の口上ではボヤいていましたが、これからもイベリアは一生のレパートリーとして、もっと大きく音楽を深め、またお耳にして頂きたいと思っています。
さて、来年はどうしようかな。
自主企画リサイタルは挑戦の場でもあるので、出来ればまたのお付き合いを頂ければと思います!
「 Le son, un miroir de l'âme. その音は、貴方を映す。 」
尾関友徳 拝
令和六年甲辰令月
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